ご相談窓口の内容について No.6【前編】

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抗がん剤の功罪

抗がん剤は本当に癌患者を救っているのでしょうか?

もしそれが本当なら毎年癌で亡くなる人の数は確実に減少するはずでは?

仮に抗がん剤がこの世から消滅したら医療費問題はどれくらい解消されるのでしょうか?

ご相談Case5


突然のメールをご容赦ください。私は1年前に非小細胞肺がんステージⅢと診断され、抗がん剤治療を続けてまいりましたが、9月に肝臓に転移が見つかり、現在病院からオプジーボを薦められている状況です。知人からゲルソン療法の話を聞きまして色々と調べていたところあなたのブログを見つけた次第です。どのような事でも構いませんのでお話を伺えればありがたく存じます。

回答:こんにちは。ご相談ありがとうございます。これまでのご相談内容や他のカテゴリーにつきましても既にお読みいただいていることと思いますが、もし全てお読みになられていないのでしたら必ず全てお読みください。

最初にオプジーボに関しまして私の意見を述べさせていただきます。夢の新薬として世間に騒がれましたオプジーボというお薬ですが、これはお薬の効果よりもお薬のお値段の高さで世間を驚かせました。治療費は年間3460万円・・・。俄には信じ難いお話です。薬価のからくりにつきましては割愛させていただきますが、あまりにも高額であるため世間に騒がれ、結局のところ半額の1729万円となりました。それにしましてもやはり限度を超えていると言わざるを得ません。健康保険や高額療養費制度を利用される方にとりましてはありがたいお話なのかも知れません。例えば70歳未満で年収370万円~770万円の方が利用する場合、自己負担金は年間50万円+αで済みます。つまり、残りの約1680万円は国から病院へ支払われることとなります。この事実に対してご相談者様はどのようにお考えでしょうか?

私は、オプジーボという薬で癌が完治するのであれば、この1680万円という医療費は医療費を使わない元気な人たちに賄っていただき、命を助けてもらったとしてもまだ価値はあると思います。しかし、既に認可されている非小細胞肺癌につきましても縮小効果の有効率はわずか20%未満に過ぎないというのが事実です。これはオプジーボに限ったことではありません。全ての抗がん剤はただお薬が腫瘍に効くだけであって、癌が治ることとは違うのです。





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